シャドバ自己満足考察

シャドバの新カードなどの考察を自分なりにしていきます。間違いがあれば教えてください。エルフとヴァンプをよく使います。

森羅咆哮(VEC) 新環境考察2

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森羅咆哮(VEC) プレローテーションの感想と新環境考察 - シャドバ自己満足考察

 

自然エルフ

処理能力が高く評価されているラティカですが条件を考えると構築次第の評価ではあります。カード考察でも述べましたが、ラティカトークンの除去札を手札に置いておくことで相手の動きを制限することができる点や、無料進化である点をうまく構築と組み合わせる必要があり、温存した進化権をフィニッシャーのオムニスに振って打点を伸ばします。ナテラの大樹をバウンスの弾として扱えるので前環境までとは違った安定感をもちます。無料進化に注目した自然進化エルフといった構築も考えられます。

 

 

自然ロイヤル

ベイリオンの効果を乗せた前寄りに詰めた速度重視のデッキ構築が主流のようです。キーであるPP回復を軸に無理なく入るアルベールなどの疾走フォロワーで点数を稼ぎます。ナテラで手札がまわるので今までにないロイヤルの感覚になると思います。トークンである一閃を貯めすぎて手札が暴発しないように気をつけましょう。君臨する猛虎は前環境までフィニッシャーに欠けていた機械ロイヤルに組み込みやすく、優秀なフィニッシャーでありながら序盤に手札にあっても困らないアクセラを持ち、構築に組みやすいです。

 

 

自然ウィッチ

ライリーの疾走による特大ダメを狙う構築ですが、進化軸でライリーやゼウスを狙う構築にすると、前環境で暴れたアザゼルに非常に弱いという欠点を持ちます。アザゼルを置かれた場合に完全に機能しなくなるのを避けるためにクラーク狂信者といった3点を出せるスペルウィッチと組み合わせる必要がありそうです。この場合、マナリアの叡智がスペルブーストとして使用でき、進化軸よりも有用になります。

 

 

自然ドラゴン

新環境トップと噂されるヴァイディの自然構築は自然カードが全体的に優秀です。4pp時にヴァイディを置いた場合、単純にスタッツで相手を困らせることができ、後に引いた場合でもそれまでに使ったナテラで数ターンの決着を狙えます。逆に言えば中盤以降のバーンダメージに火力を絞っているので、それまでに決着が決められてしまうリノなどの速いデッキに対してやや不利で、どう構築するかが重要です。

 

 

自然ネクロ

自然ネクロは中盤でテンポを取り続け、ラスワ回数を稼いだところでトートを出したいデッキです。リーサルターンが遅いために速いデッキに対してすこぶる相性が悪いため、エンネアを指したりする構築も見受けられました。ルベルはヘクターのような使い方をしながらラスワを稼げる良いカード性能。

 

 

自然ヴァンプ

自然ヴァンプはナテラのドローと噛み合った性能が多いデッキになります。それぞれのカード同士でのシナジーが少ないため、ワンダーコックでサーチがしやすいように自然カードをある程度絞った構築が考えられます。胎動の魔神のディスカードに気をつけながらバーンダメージや疾走でフィニッシュまで持っていくので、コントロール性能の高いヴァンパイアと噛み合ったデッキ構築と言えます。

 

 

自然ビショップ

黄金都市とナテラの大樹の2枚のアミュレットを盤面に置き、早い試合展開を目指すバーン型のデッキが見られます。他のデッキと違ってナテラを無理に何度も出す必要がなく、自然デッキにしてはテンポロスが少ないデッキです。疾走フォロワーが多く、盤面の数が決まっているので序盤から積極的に走っていく必要があります。

 

 

自然ネメシス

ほぼ存在しないデッキタイプです。ネメシスの自然カードは共鳴状態でも効果が発動するものが多く構築を自然カードに寄せる必要がないため新しいデッキタイプとして存在し得ません。アディショナルで追加されるとは思いますが。

 

 

 

※ワンダーコックの是非

3/1/2で自然2サーチのカードです。ナテラの大樹という若干のテンポロスカードをキーカードに置く自然デッキで、3T目にコックを出すというムーブがどれだけ隙を与えているかが問題です。「速い」ムーブを求めるロイヤルやビショップで採用することは難しく、逆にコントロール性能の高いヴァンパイアでは採用される可能性が高いです。さらに、自然カードを数種に絞って確定サーチを狙う構築もヴァンパイアやネメシスで効果的です。